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*下記以外の書籍は
2005年1月〜2月紹介分,
2005年4月〜5月紹介分,
2005年6月〜10月上旬紹介分,
2005年10月中旬〜11月下旬紹介分,
2005年11月下旬〜2006年4月紹介分をご覧下さい.
*また,
The First Step to The Successでも書籍の情報提供を行っています.
『本を読む本』 M.J.アドラー/C.V.ドーレン(著) 外山滋比古/槇末知子(訳)
講談社学術文庫

本書はHOW TO READ A BOOK (1940)の邦訳版です.管理人が最初に出会ったのはこの原書でした.本書は読書論において良書中の良書
です.できれば高校生・大学生のうちに一度読み,社会人になってから2度目を読んで欲しいものです.
本書は「積極的に読書する」のコンセプトで各々の読者に応じた読書法を提案し,より効率的でより「読書」たるものへのステップアップ
を目指します.まず,読書には以下の3種類があります.
点検読書
分析読書
シントピカル読書
さて,点検読書とは「組織的な拾い読み,または下読み」のこと.具体的には「表題や序文を見る」「本の構造を知るために目次を調べる」
「索引を調べる」「カバーに書いてあるうたい文句を読む」「その本の議論の要と思われるいくつかの章をよく見る」「ところどころ拾い読み
してみる」これが終わったら表面読みを実行します.
同様にして分析読書はp.173前後にまとめが掲載されています.恐らく具体例が読みたくなって購入することになるでしょう(笑).シントピカル
読書も具体的には紹介しませんが,多読が必要とされている現在,絶対に必要なスキルであることを強調しておきます.
これだけの濃い内容が一冊の凝縮され,しかも文庫本で手に入る.これは買いです.他のどの本よりも本質的で,かつ具体的.そして読んだ日
から実行できるものばかりです.現代文の受験にも役に立ちます.管理人はこの1冊を信じて大学受験の現代文(センターを含む)をほぼパーフェクト
で乗り越えました.
積極的な読書をやりたい全ての方に推奨します!!10点満点中10点の数少ない本ですヨ!(05/06/2006)
『すごい!自己啓発』 岡崎太郎(著)
河出書房新社

表題につられて購入しました.「すごい!」かどうかは別にして,著者の熱い想いは十分に響くものです.
本書は自己啓発の分野になっていますが,他書とは若干異なる切り口を用意し,読者の自己啓発を促しているように思えます.
まずは,実力(能力)主義・成果主義の到来で,読者が何らかの不安を感じている点に注目し,冷静に分析したのち,その対処策を
述べていることです.例えば,「自分の給与を疑ってみる」「35歳のときには,自分の実力(能力)を最大限に発揮できる準備をしなければ
ならない,つまり22歳から働き始めたとして13年しかない」といったことを挙げ,そのためには自分をどう変革していくかといったこと
があげられます.なぜ35歳がキーポイントとなるかは,本書でご確認ください.
また,不安であることに関連して,1人の若者と対話をする形式の第2章はその不安をあぶり出し,現代の若い世代が持つ不安を解消
してくれます.もちろん冷静な分析を行い,自分と照らし合わせながら読むことが大切です.
そして管理人が本書を購入する直接の動機となったものが第4章から第5章です.特に第5章は著者の自己啓発に関するエッセンスが
凝縮しているように思います.特に「自分にとって都合の悪いことが起こったら『それはちょうどいい』とまず言ってから考える」という
フレーズ.これは早速使わせて頂いています.
管理人は第4章から第5章で本書の価格のもとがとれたと思います.もし差し支えなければ本屋で本書の後半を流し読みしてみて
下さいね.(05/06/2006)
『仕事で本当に大切にしたいこと』 大竹美喜(著)
かんき出版

*本書は
Amazon.co.jpで内容が確認できます.
やる気が出ないとき,自分を失いかけているとき,自信を失いかかっているとき,漠然とした不安に襲われるとき,本当に助けになる本です.
本書はアフラック最高顧問の大竹さんによって書かれた人生の体験,指針を平易な言葉で,しかも私たちがいつからでも実践できるように述べた
ものです.
本書は以下の内容で構成されています.目次を抜粋する形で紹介しましょう.
第1章 「自分探し」の時間を持ち続ける
第2章 失敗を恐れず挑戦し続ける
第3章 夢を必ず「ビジュアル化」する
第4章 勝つための戦い方を身につける
第5章 自己アピール力を磨く
第6章 能力を高める自分投資をする
第7章 勝ち組になるために自分を変える
第8章 人生を思い通りに動かす7つの言葉
本書を多く語ることは,私にはできません.ただ,本書より手帳のリフィルに抜き出し,保存しているものが10枚以上になったことだけを
お伝えしておきましょう.それだけ本書は示唆に満ちあふれていると感じるのです.
その中より,私の指針にしている金言を3つ紹介しましょう.
「最後まで諦めずに努力を継続した結果として,やがて大きな運が訪れ,夢が実現するのです.それが他人の目には「あの人は運がいいなあ
」と見えるだけなのです.運も勘も,その背景には努力の積み重ねがあります.だからこそ,努力を惜しまない人ならば誰にでも運をつかむ
チャンスがあるのです」
「重要事項は目標に対して貢献度が高いが,時間がかかる.一方,緊急事項の多くは目標の達成にとっては重要ではない.しかし,緊急
ではあるがゆえに先に手をつける.そのため,本当に重要なことが後回しにされてしまうのです.」
「「今日という日は人生のうちで最も重要な1日だ」私は毎朝,この言葉を30回自分に言い聞かせてから仕事に入ります.単に今日1日が
大切だということではない.人生の中で最も重要な1日だと言い聞かせるのです.今日というのが今日で終わりであって,明日は今日の続きで
はない.そう思うと,「後悔しないように今日1日頑張ろう」という気持ちになれます.」
とにかく本書を手に取り,読めば効果がわかります.是非ご一読を!(2006/04/30)
『夢を実現する戦略ノート』 ジョン=C=マクセウェル(著)/斎藤孝(訳)
三笠書房

「成功」とは何か?それを実現するには,どのような心構えを持って実行してゆけばよいか...?本書は主に今までにいわゆる「成功」を
納めてきた先人たちの言動を引用する形で構成されています.
本書によれば「成功」とは
(1)自分の人生の目的を知り
(2)潜在能力を最大限に発揮するために成長し
(3)人のためになるような種をまくこと
ということです.即ち金銭的なものが必ずしも成功とは言えない,としています.
そのような人物になるためにはどのようにすればいいのでしょうか?それが第一章の目次で端的に表現されています.
・「成功のルール」を知れば,加速度的に飛躍できる
(1)自分の使命を知ると「打つ手」がわかる
(2)何でも屋ではなく専門家になれ
1.「成功」と「犠牲」は表裏一体と心得る
2.持続的な進歩を意識する
3.昨日は昨日のうちに終わらせる
4.先を見ない者は取り残される
(3)スケールの大きい人ほど「利他の精神」で生きている
これは成功という観点だけではなく,人間の観点としても言えています.特に今日の日本では「利他の精神」が失われつつあるように
思えてなりません.
さて,自分の力を効率よく活かす方法は第2章,不可能を可能にする心構えとその行動方法は第3章,成果を出す方法は第4章,
前進し続ける方法は第5章,新規開拓を行う方法は第6章,努力の成果を出すための方法は第7章,自分の器を大きくする方法は
第8章に掲載されています.
各章の各所に先人たちの金言が散りばめられていますので,ご自身にあった金言を探し,手帳に書き込んで見て下さい.同著者の
「その他大勢から抜け出す成功法則」よりも良くできていると思います.(2006/04/30)